お知らせ＆イベント

　4月の月例会は、講師として、西村あさひ法律事務所の松浪信也弁護士をお招きし、「株主総会における株主との『対話』の留意点」をテーマにご講義いただきます。
　株主総会が、いわゆる「シャンシャン総会」から「IR型総会」へ、近時は更に「対話型総会」へと変遷する中で、株主総会について、従前の例に倣って型どおり運営するのではなく、株主総会に関連する会社法改正の動向を注視しつつ、2018年6月に改訂されたコーポレートガバナンス・コード及び2017年5月に改訂されたスチュワードシップ・コードを「株主総会における『対話』」の観点で改めて理解した上で、その理解を運営に反映していくことが重要になると思われます。
　また、株主総会当日の運営のみならず、事前に送付する株主総会参考書類についても、従前どおりのスタンダードな記載に留めるのではなく、「株主総会における『対話』」の観点から、コーポレートガバナンス・コードを踏まえてどのような工夫をすることができるのかを知り、株主に提供する情報の質を高めることも重要になると思われます。
　4月の月例会は、このようなニーズに応え、「株主総会における『対話』」の観点から、コーポレートガバナンス・コード及びスチュワードシップ・コードについて説明いただくと共に、これらの理解を反映した株主総会運営の実務上の工夫、更には株主総会に関連する会社法改正の動向についてご説明いただきます。
　また、アジェンダ毎に、出席者間でディスカッションする「演習」も設けていただく予定です。
　上記の内容を踏まえ、会員各位におかれましては、法務部門のみならず、株主総会運営に関わるIR部門又は総務部門等にも積極的にお声かけいただき、ご出席いただけますと幸いです。