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2023.06.22 イベント

【月例会(2023年7月20日開催)】「書くことで人生が変わる理由とは」を考える

月例会

企画趣旨

「人生で一冊は本を書いてみたい」と思われている方、いらっしゃるのではないでしょうか。

毎年、7月の月例会は研修会を兼ねて開催します。今年は、キャリアを考える研修として、本を出版することを取り上げます。

来し方を振り返り未来に向けて自己の知見や思いを活字として残すことは、キャリアのゴールの一つとして、また、自分がこの世に存在した証としても、意味のあることです。

特に、法律という人類がよりよい社会生活を営むために創出した制度に拘る我々には、様々な事件や人情、人生模様を通して気づいた、後世に伝えたい真実があるのではないかと思います。

そこで、今年は「自分の本をつくる方法」という人気講義を開講されている自由大学学長の深井次郎氏をお迎えし、また、INCA会員で既に著書を出版されているサントリー明司さんと花王竹安さんを出版の先達としてお迎えして、本を出版することについて考えたいと思います。

SNSが盛んになる中でますます言葉が軽く消費されている気がする昨今、思いを活字として残すことを考える機会になることを願っています。

講演概要

講師:深井次郎氏より
誰もが人生のどこかで壁にぶつかる時期があるものです。そんな迷いの中にいるぼくを助けてくれたのはいつも本でした。そんな原体験から、気づきを与え背中を押してくれる「本の世界」に憧れるようになりました。自分も誰かの力になれたらと願い、本を出版し始めたのが20代半ばのころ。それからまわりに集まってきた「自分も書きたい」と志す新しい著者たちを応援するようになりました。人生最初の1冊目。その誕生に寄り添うお産婆さんの役割でしょうか。本が生まれる瞬間に関わり、20年近く経ちますが、利他の心や好奇心に溢れ、得た知見を惜しげもなく差し出す書き手たちが集う、この世界に魅了され続けています。書くことは、誰にでもできる社会貢献です。あなたの仕事、暮らし、人間関係で得た発見が、まだ会ったこともない遠い街で暮らす誰かの心に火を灯すのです。当日はこれまでの多様な本づくりの事例を共有しますので、あなたにしかできない「貢献」について一緒に考える機会になれば嬉しいです。

<講師ご紹介>
深井次郎(ふかい じろう)
自由大学学長 / 文筆家 / 株式会社オーディナリー代表
1979年生。大卒後、IT系上場企業の子会社立ち上げを経て、2005年独立。「自由の探求」がテーマのエッセイ本『ハッピーリセット』(大和書房)など著作は累計10万部。2006年TSUTAYAチェーン年間ベストセラー「心あたたまるエッセイ部門」全国第4位。2009年自由大学創立に教授、ディレクターとして参画。2011年法政大学にライフデザインを探究する「dクラス」を新設するなど、全国で創造性を高める学びの状況づくりを行う。
自由大学で13年続けている講義「自分の本をつくる方法」は、毎期10名のメンバーと円卓を囲み一人ひとりと向き合い対話し、現在は65期を数え、約650名の卒業生が集うコミュニティになっている。ここから多くの新人著者が生まれているが、最近話題となっている本としては、16万部突破のベストセラー絵本『だいじ だいじ どーこだ?』の遠見才希子さんや、ちくま新書『パワハラ上司を科学する』 の津野香奈美さん、 『霞が関の人になってみた』の霞いちかさん、『15歳からの社会保障』の横山北斗さん等。

自由大学での講義「自分の本をつくる方法」
プレジデント記事(2019年)

パネリスト:サントリーホールディングス 明司雅宏氏より
ふとしたことで、30代に「NBL」に「教科書にないM&Aの実務」という論考の執筆を依頼されて以来、依頼を断らずに書いていたらコロナ禍において単著を出すまでになりました。
弁護士でもないので、法律の細かいことは書けませんが、長年携わってきた企業法務についての自分なりの考えをまとめることができました。文章や本を書くということは、実は自分自身との対話のような気がします。

<講師ご紹介>
明司雅宏(あかし まさひろ)

サントリーホールディングス株式会社 リスクマネジメント本部副本部長兼法務部長
1992年サントリー株式会社入社 酒類営業部門、財務部門を経て法務部門へ
2023年1月より現職
主な著書に「ありのままの法務~企業法務入門テキスト」(共著:商事法務)、「今日から法務パーソン」(共著:商事法務)
「新型コロナウイルス影響下の法務対応」(共著:中央経済社)、「希望の法務」(商事法務) など

明司雅宏氏著書 「希望の法務――法的三段論法を超えて」(商事法務 2020)

パネリスト:花王株式会社 竹安将氏より
執筆依頼を受けてから半年以上ずっと気にはなっていたものの全く手つかずの状態。さすがにマズいと思ってちょうど2年前のいまごろから週末にスタバやマックに籠って何とか書き上げました。小学生の頃から読書感想や作文が苦手だった私ですので単著の依頼を受けてしまったことに後悔の連続でしたが、文章化することで自分が普段ぼんやりと考えていたことが一旦整理できたような気がします。今後定期的に読み返してみて、自分の考えがブレていないところ、考えが変わってきたところを見つけるのも面白いのではと思っています。

<講師ご紹介>
花王(中国)投資有限公司董事長総経理
1994年花王株式会社入社 法務部に配属
2019年同社執行役員 法務・ガバナンス部門統括
2023年から現職
主な著書に「ありのままの法務~企業法務入門テキスト」(共著:商事法務)、「今日から法務パーソン」(共著:商事法務)
「新型コロナウイルス影響下の法務対応」(共著:中央経済社)、「企業法務のWhyとHow」(商事法務) など

竹安将氏著書 「企業法務のWHYとHOW」(商事法務2022)


日時 2023年7月20日(木)
16:00~18:00 月例会&研修会
18:15~20:00 懇親会(先着30名、参加費2,000円)

※懇親会は会場近辺の居酒屋「三平」となります。
場所 ハイブリッド開催(対面式およびZoomミーティング)
①T【AP品川】 8階ルームA
住所:東京都港区港南1-6-31 品川東急ビル(品川駅港南口より徒歩6分)
②Zoomミーティング
※前日までにZoomのリンクをお知らせします。
※Zoom入室時に「会社名 お名前」での表示をお願いいたします。
テーマ 「書くことで人生が変わる理由とは」を考える
プログラム 第1部 講演:自由大学学長 深井次郎氏
第2部 パネルディスカッション:深井次郎氏
明司雅宏氏(サントリーホールディングス)、竹安将氏(花王株式会社)(INCA会員、お二人ともご著書あり)

お申込み

お申し込みは終了しました。

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会員企業以外の方でご参加ご希望の方は当協会事務局までお問いわせフォームからご連絡下さい。
詳しいご案内を差し上げます。

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