お知らせ＆イベント

2023.05.23 イベント

【月例会（2023年5月30日開催）】「実務家教育今昔物語」

企画趣旨

講師の照井弁護士から「実務家教育今昔物語」というテーマを提案いただきました。担当理事の鵜川氏も、その奇抜なテーマに正直驚きを受けたとのことです。

もともとは、講師が別途開催された「考える」を突き詰めるセミナがとても好評、特に、企業法務の上位管理者や同業の弁護士からも熱い支持を受けられたとのことで、月例会の講師をお願いした次第でした。

事前打ち合わせを経て、上記のテーマに落ち着かれたようです。

今回は、具体的な法令をテーマとせず、また、リーガルマインドも越えた領域の話になります。知識よりもプロセス、これは、機械やAIでない人間であることを考える機会にもなるのではないかと考えております。玄人受けする内容、私もどんなお話になるのか期待と緊張、ぜひ、ご一緒に知的興奮を楽しみたいと思います。

ふるってのご参加をお待ちしております。

講演概要

（講師：照井勝弁護士より）

先日、大手法律事務所のファウンダーと話していた際、「我々はこの10年間、教育を怠ったのかもしれない」と言われました。時を同じくして、弁論準備期日で議論していた裁判官から、「この10年で業界は大きく変わってしまいました」という嘆きを聞きました。

私が今の仕事を始めた頃の指導は、まさしく伝統芸能のような徒弟制度、修行のスタイルでした。師の背中を見て覚えろ、です。これが当然の教育方法であると信じてきましたが、この数年でどうやら自分は浦島太郎になっていたと実感しています（尊敬する先輩弁護士からは、「照井先生は絶滅危惧種なんだよ」という有難いお言葉を頂戴しました）。この10年で実務家教育がどのように変化していったのか、これからどのように変化していくのか、そしてリーガルテックの波を受けてどのように変化していくべきなのかを含めて、参加者のみなさんと自由に討議し、一緒に考えていく場を設けることができればと考えております。

日時	2023年5月30日（火）17：00～19：00
場所	ZOOMミーティング ※今回は、ＺＯＯＭ配信のみとなり、会場開催はありません。 ※前日までにZoomのリンクをお知らせします。 ※Zoom入室時に「会社名　お名前」での表示をお願いいたします。
テーマ	「実務家教育今昔物語」
講　師	照井　勝　弁護士（青山綜合法律事務所）ご略歴 1998年早稲田法学部卒業 2000年長島大野常松法律事務所に入所 2007年南カリフォルニア大学ロースクール（LL.M.）終了 2008年 UCLA Extension （Certificate in the Business and Management of Entertainment）修了 2009年青山綜合法律事務所にパートナーとして参加 2015年、2017年、2019年、2021年、2023年　一橋大学大学院法学研究科ビジネスロー専攻非常勤講師（エンタテインメント法）取扱分野映画・テレビ、メディア、ゲーム、音楽、アート、ファッション、スポーツ及び著作権・ＩＴ関連の契約交渉、契約書作成及び紛争解決。修行・勉強法に関する著作として、『文楽・人間国宝竹本住太夫師匠に聞く』（メインインタビュアー担当）（Law & Technology No.74）、『追悼竹本住太夫師匠基本に忠実に、素直に』（Law & Technology No.80）、『著作権実務を深く、広く、遠く学ぶために』（BUSINESS LAW JOURNAL 2020年2月号）。

お申込み

お申し込みは終了しました。

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