2022.02.09 イベント
2月の月例会は、講師として波田野 晴朗 弁護士(TMI総合法律事務所)をお招きし、「偽造品・権利侵害品等への対応について」をテーマにご講義いただきます。
偽造品・模倣品といったいわゆる「ニセモノ」は、有史以来の古い問題である一方、ネット通販・フリーマーケットサイトといったウェブ上の取引手段の拡大に伴い、従来とは異なる新しい問題も含むようになってきています。
今回は、慣れない偽造品対応に翻弄された一会員企業の経験を第一部で皆様に共有し、第二部では知財管理・ブランド保護に詳しい波田野弁護士に、ソフトウェア・著作物などの権利侵害品を含めて、「ニセモノ」問題が発生したときに慌てないための態勢づくり・抜け漏れのない初動対応等の貴重なノウハウをご教示いただきます。
<講師より>
模倣品の流通は真正品の売上に影響があることに加え、ブランドの信用にダメージを与え、その価値を希釈化してしまうおそれがあります。一方で、全ての模倣品案件について裁判を提起し、刑事告発を行うことは時間的にも費用対効果としても現実的ではなく、スピードとコストのバランスをとりながら対応していく必要があります。そこで、今回は、偽造品・模倣品を発見した場合の具体的な対応や体制について、これまでの当事務所での模倣品対応の経験を踏まえ、基本的な初動対応、調査ツール、警告書の作成、警察への相談、プラットフォーマー対応、案件の落しどころなど、事例を交えつつお話をさせていただきます。一方で、法律事務所からは見えていない実務運用や視点もあろうかと思いますので、皆様との意見交換も楽しみにしております。
日時 | 2022年2月25日(金) 16:00~18:00 |
---|---|
場所 | ZOOMミーティング ※前日までにZoomのリンクをお知らせします。 ※Zoom入室時に「会社名 お名前」での表示をお願いいたします。 |
テーマ | 「偽造品・模造品等の権利侵害品への対応について」 |
講 師 | 波田野 晴朗 弁護士(第一東京弁護士会所属、TMI総合法律事務所) 【略歴】 2001年3月 東京大学法学部第二類卒業 2004年10月 第一東京弁護士会登録 2004年10月 TMI総合法律事務所勤務 2005年4月 経済産業省知的財産政策室勤務 2011年9月 ロンドンのシモンズ・アンド・シモンズ法律事務所勤務 2011年12月 ロンドン大学クイーン・メアリー卒業(LL.M.) 2017年1月 パートナー就任 2019年4月 東京大学法科大学院客員准教授(法律実務基礎、模擬裁判、法曹倫理等) 【取扱分野】 |
お申し込みは終了しました。
毎月開催(8月、9月を除く)される月例会は、当協会会員向けのものですが、
会員企業以外の方でご参加ご希望の方は当協会事務局までお問いわせフォームからご連絡下さい。
詳しいご案内を差し上げます。※会場の定員等の関係でご要望に応じることができないこともありますので、あらかじめご了承下さい。