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2025.02.25 イベント

【月例会(2025年3月17日WIL共同開催)】「社外役員の役割と現状~実質的に企業経営を支える具体的アクション」

社外役員の役割と現状~実質的に企業経営を支える具体的アクション

ご案内

3月の月例会は、Women In Legal(WIL)との共催です。

講師に弁護士原澤敦美先生をお招きし、「社外役員の役割と現状~実質的に企業経営を支える具体的アクション」をテーマにご講義いただきます。原澤先生はその経歴から多様な分野で精力的にご活躍されています。会員の皆様には、多様な人材により本当に日々の業務を通じて企業価値を上げて経営を後押しするようなことを習得していただきたいと願っています。

「多様な人材」「多彩な人材の集まり」という言葉は「支えてくれたみんなに感謝」してという言葉と同じぐらい昨今巷にはありふれています。どう見せるかや数字合わせではなく、集団浅慮に陥らず自社の当たり前に対する改善のために、どのように目指す結果に向けた具体的アクションを起こし実現させるか、に繋がるヒントを会員に皆さまお一人お一人が感じていただきたい、というのが講義の意図です。

講義を通して、社会最大のリスク管理業務に当たられ、あってはならない失敗/リスクを生まない業務遂行のため、ご本人が大切にされ継続されていること、など日々の法務業務の広がりと役割を改めて具体的に学べる機会となると良いと思います。

日々当然のように頼み頼まれる業務を行うのではなく、いかに全員そして法務が役割を理解し、率先して果たす業務を日々可能にし、また自己実現されているかをお伺いして更なる知見を深めてまいりたいと思います。

講師より

東京証券取引所のデータによると、現在、プライム市場に上場している企業の約97%において、取締役会に占める社外取締役の割合が3分の1以上になっているとのことです。そして、コーポレートガバナンス・コードでは、取締役会メンバーの多様性の確保が要請されており、社外取締役の選定においては、経験・専門の多様性、性別の多様性などが重視されています。このような流れとともに、社外役員に対する社会の期待度は高まり、その責任は年々重くなってきています。

そこで、女性弁護士である私が、取締役会における自分の役割をどのように考え、企業価値向上のために日々どのような観点から経営を監督しているのか、そして、法務・コンプライアンスを期待されている社外役員として、会社の法務部に期待することなどをお話しさせていただければと思います。

【講師ご紹介】
原澤敦美弁護士 
五十嵐・渡辺・江坂法律事務所パートナー

私立桜蔭高校卒業。1992年慶応義塾大学理工学研究科応用化学専攻修士課程修了。日本航空株式会社に入社、12年間整備部門で働き、一等航空整備士の資格を取得。その後、弁護士に転向し、企業法務、知的財産権案件を中心に取り扱う。現在は、(株)ローソン銀行社外監査役、川崎汽船(株)社外監査役、リコーリース(株)社外取締役、(株)ギックス社外監査役を務める。その他、公益社団法人日本航空技術協会理事、東京都入札監視委員会委員、首都高速道路(株)入札監視委員会委員等も務める。

開催概要

日時 2025年3月17日(月)16:00から18:00まで
場所 ハイブリッド開催
A)商工会館(千代田区霞が関3-4-2 弁理士会館ビル 5階)
B)オンラインZoom
テーマ 「社外役員の役割と現状~実質的に企業経営を支える具体的アクション」
講師 原澤敦美 弁護士(五十嵐・渡辺・江坂法律事務所パートナー)

お申込み(会員限定)

参加ご希望の方は、2025年3月12日(水)までにお申し込み下さい。

    会場参加 or Zoom参加

    毎月開催(8月、9月を除く)される月例会は、当協会会員向けのものですが、
    会員企業以外の方でご参加ご希望の方は当協会事務局までお問いわせフォームからご連絡下さい。
    詳しいご案内を差し上げます。

    ※会場の定員等の関係でご要望に応じることができないこともありますので、あらかじめご了承下さい。