2022.07.21 イベント
毎年7月の月例会は、研修の要素を加えた「研修月例会」です。今年のテーマとしては、内部通報制度を取り上げます。
内部通報制度の設計と運用は、法務・コンプライアンス業務の中で、最も臨機応変な実践力が求められる分野の一つです。
「頭では分かっているつもりでも、実際の通報者に相対するとうまく話せない」
「説得より納得」という場面かもしれません。
6月から改正公益通報者保護法も施行されました。
今回はその実践力を体感していただくことを企図して、豊富な事案ご経験をお持ちの講師にお願いして、具体的な事例に基づくロープレ形式での研修を企画しております。
社内の関連部署の皆さまと共に、ご参加をお待ちしております。
<大月講師より補足>
内部通報については、刑事罰を伴う守秘義務の導入を含む改正公益通報者保護法の施行も相俟って、関心が高まっています。
しかし、本当に大事なことは、適切な受付・調査対応等をすることで、問題の早期発見に繋げ、もって、コンプライアンス経営において他社に後れを取らないようにすることだと思います。
最近は、内部通報に関して、対応に苦慮する通報者の問題や、注目すべき裁判例も増えてきました。
ただ、これらについて知識として知っていたとしても、それをうまく活用できていない企業が少なくないように思われます。
このようなことを体得するには、株主総会のリハーサル等と同様、生々しい雰囲気を感じながら、実践的なトレーニングを行わないと身につかないのではないでしょうか。
したがって、今回は、従事者研修において最近要望が増えているロールプレイを交えながら、内部通報のリアルについて皆様と考えてみたいと思います。
日時 | 2022年7月22日(水) 15:00~17:00 (開始時刻がいつもより1時間早くなっております。) |
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場所 | ZOOMミーティング ※前日までにZoomのリンクをお知らせします。 ※Zoom入室時に「会社名 お名前」での表示をお願いいたします。 |
テーマ | 「内部通報窓口のリアル」(弁護士によるロープレ形式) |
講 師 | 大月雅博弁護士他 阿部・井窪・片山法律事務所パートナー (ご経歴) (主な役職) (主な活動分野) 会社法の分野ではM&Aや合弁に関する制度設計・紛争、会社役員を巡る対応、コーポレートガバナンス等に、コンプライアンス・不祥事の分野では調査及びこれらの予防・端緒となる内部通報の制度設計・運用改善に、独禁法の分野では知財法と独禁法の交錯部分の契約・紛争に、倒産法の分野では国際的な再建手続に、知的財産権法やビッグデータ・AIの分野ではビッグデータ・AI、知財関連のM&Aに、それぞれ注力している。 依頼者の価値観、理念を最大限尊重し、迅速なリーガルサービスの提供を心掛けている。 |
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